Carozzeria Cawai Co.© 2012 • PRIVACY POLICY

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ミノバ セラミック ジュエル ナイフ の開発ストーリーとモノづくりの哲学

 Minova Ceramic Jewel Knivesはプロジェクト立ち上げから現在まで約7年の歳月をかけ、世界で最も美しいテーブルウェア ナイフと称されるような、デザイン・品質・品格と独創性を求めて世界の舞台に挑戦しながら幾多の困難を乗り越え磨き上げて参りました。現在では、陶磁器と金属刃物産地の選りすぐりの14社が協力し、伝統技術を背景に最先端技術を大胆に取り入れて作られる、世界に誇れるような特別な製品になってきたと確信しています。今まで全てに携わってきた私から、開発のストーリーとモノづくりの哲学についてご紹介いたします。

 

ミノバ セラミック ジュエル ナイフ プロジェクト

企画・デザイン・販売元 Carozzeria Cawai Corp.

代表 川合 辰弥

 

※本プロジェクトは企画デザイン販売元Carozzeria Cawai Corp.と総製造元(株)TYKグループ-(株)水野セラミックス(他12の製造協力企業)の協力体制による産地活性化プロジェクトです。

疲弊した伝統産地に新しい活路を

 

 自動車業界出身の私は、そこで培った最先端の考えや技術を持って大量生産とは異なるアートと工業製品の間にあるような、新しい価値を産み出したいという思いから起業しました。あるきかっけで、6年前に初めて陶磁器の伝統地場産地『美濃』を訪れたとき、かつてはとても盛んだった陶磁器産業が真似と安売り、大量生産を追い求めた末に、更にコストの安い新興国の台頭で行き場を失い、今では大きく疲弊していることを知りました。その状況に一石を投じ、本質的に人々の生活を豊かにする高付加価値の、世界に通用するモノづくりを実践してひとつの活路を見出すため、最初に世界指折りのファインセラミック技術を有する現在の総製造元(株)TYKグループの(株)水野セラミックスと協力して、両社の高い志のもとにプロジェクトはスタートしました。

戦前のクリエイターの精神に学び、100年経っても色あせない作品を。 

 

 私はジュエリーデザイナーだったこともあり、アールヌーボーやアールデコの時代に作られた日本や欧米の作品の数々に魅せられてきました。それらを見ながら思うことは、今ではコストや効率がより求められることもあり、当時の手間隙を惜しまない作り手の情熱や拘りと、商業主義の領域に囚われずに純粋な美しさを追い求めたクリエイター達の感性には遠く及ばないのではないかということです。

 私たちは当時のクリエイターの精神に学び、素材の価値を最大限に活かしながら100年経っても色あせない作品を作りたいと常に思って取り組んでいます。世界中の女性の手元を美しく彩り愛されるような、ジュエリーのように美しいナイフ。いつの日か、世界で最も美しいナイフと呼ばれるようになるまで、私たちは常に前進していきたいと思います。

 

 

デザイナー

Miyuki Kawai

世界のプレミアムブランドに肩を並べるために。

 

 私たちは世界の一流洋食器メーカーや刃物メーカー出身の専門家にご協力をお願いし、更に本格的なプロジェクトチームを結成しました。世界のプレミアムブランドに肩を並べる方法をチームでよく検討する中で、日本の特長である、地場産業の中小企業の高い技術を活かしながら、異業種の発想を組み合わせ融合することで全く新しい価値を生み出せないかと考えました。

 洋食器やジュエリーのように美しいセラミックナイフを創るきっかけは、陶磁器産地『美濃』『瀬戸』と金属刃物産地『関』が隣接していたことにも起因しています。

 日本人の心情や情景を表す『桜』のように、単体では可憐な小さな花ばなが結集することによって、人々を大きく感動させるような『大輪の花』を咲かせるようなイメージで、日本らしいものづくりから世界のプレミアムブランドと勝負できるものが生み出せるのではないかと思いました。

世界最高峰の舞台から発信し、磨き上げる。 

 

 毎年二月にフランクフルトで開かれる国際見本市アンビエンテは世界各国の名だたるメジャーブランドが『世界への発射台』と位置付け、新製品発表の場としています。世界中から目の肥えたディストリビューターやスペシャリティーストアのバイヤー、メディアが集まる世界最高峰の舞台です。ここから世界ブランドに成長したブランドは幾多もあり、出展審査も厳しくシビアな反面大きなチャンスがあります。Minova Ceramic Jewel Knives の新作はこの舞台から発信し、常に研究とブラッシュアップしていくことで世界一流の売り場で通用する世界ブランドに相応しい製品が完成します。出展3年目の2015年にはその斬新さとデザイン・品質・品格が高い評価を得て、ヨーロッパの老舗洋食器ブランドが軒を連ねる最も歴史の古いメインホールの4.0に出展が認められ、世界各国のバイヤーや出展しているメジャーブランドからも大きな注目を集めました。

巨匠ルネ・ラリックに学ぶ温故知新のデザイン手法。

 

 デザインは一枚のスケッチから始まり、膨大なデザイン案へと発展します。自動車業界で培った3DCAD・CG等の最先端技術も駆使しながら、膨大な時間をかけての試行錯誤を繰り返して製品に落とし込まれます。その手法は戦前のオールド大倉やヨーロッパの魅力的なテーブルウェア等を創ったクリエイターの精神に学びながら、現代的に最先端技術も積極活用して臨機応変に往来する、温故知新ともいえる独自手法。精魂を込めながら、試作数をできる限り効果的に重ね完成度を高めていきます。

 

 かつて、アールヌーボー・アールデコの巨匠ルネ・ラリックがアートと工業製品の良さを掛け合わせ、時代を経ても輝きを放つ名作の数々を生み出すことができたのは、当時の最先端技術を品質と品格のために用るという、柔軟で常識を覆す型破りな発想からでした。そのマインドを参考にし、巨匠に迫る魅力ある作品を生み出せないかと模索しました。工業デザイナーとしても活動する私たちは、今ではMinova Ceramic Jewel Knivesで得た手法を他社製品のインテリアタイルカーボン調理器具にも応用して、独創的な作品を生み出し世界で評価を得ています。

 作り手や売り手の皆さんに、夢や思いを共有してもらえるようなデザインを創りだすことが私たちの重要な仕事だとも考えています。

創業223 年の老舗「日本橋木屋」がサポート。 

 

 そして、販売パートナーに名乗りを上げてくださったのは、何と創業223 年の刃物の老舗「日本橋木屋」さんでした。日本の伝統文化と、その精神に基づいたモノづくりをこよなく大切にされる同社がプロジェクトの趣旨にご賛同頂き、商品の可能性を見出してくださいました。スタートから現在に至るまで、全国の名だたるデパート・専門店でのお取り扱いを全面的にご協力頂く中、刃物の専門家・或いは一流の販売先の視点より貴重なアドバイスを沢山頂いています。

 

 こうして最初はたった数人で始まったプロジェクトは、幾多の困難を乗り越え6年経った今では、陶磁器産地『美濃』『瀬戸』・金属刃物産地『関』『燕三条』を中心とした14 社の作り手と、日本橋の老舗が結集する『大輪の花』へと成長を遂げつつあります。